自ら道を創る生き方
「無謀な夢は現実になる」これは日本初の全寮制インターナショナル高校を作った小林りんさんの言葉だ。私と同じ高校一年の時、日本の高校を中退し、英語が全く話せない状態でカナダへ留学を決めた。日本に戻ってからは無給で新しい学校づくりに孤軍奮闘する生き方には感銘を受けた。
小さいころと比べて大きな夢を語るのが恥ずかしくなった。他人からの評価が気になり、どこか失敗を恐れて踏み出せない自分がいる。彼女の座右の銘は「悲観は気分、楽観は意思」。新しいことにチャレンジするときにはリスクが付き物。そこで悲観する気分になるのか、その先に楽観できる未来を創れるかどうかは、自らどうアクションするかにかかっているのだという。逆境をも楽しむ力強さを身につけ、ゼロから一を作り出せる開拓者となりたい。失敗したってそこから学べばいい、彼女のように自分の限界を決めずとことん挑戦していく、そんな大人になりたいと思う。