「大人の都合」に流されない大人
僕がなりたい大人は、「大人の都合」に流されない大人だ。子供の頃に「あんな大人になりたくない」と思っていても、いざ自分が大人になると、大人の都合に流されて、子供の時に思い描いた理想の大人とはかけ離れた大人になってしまうことが多い。今の社会は、「人にされて嫌なことは他人にしてはいけない」という常識を実現できていないと思う。自分が子供の時、大人にされて嫌だったことを、次の世代の子にもするのではなく、自分は辛い思いをしたから、次の世代には絶対にしないと思える人が増えたら、世代を重ねるにつれ、世界はもっと思いやりに満ち溢れると思う。これは、児童虐待や、教員による生徒への差別の防止になり、結果的に子供同士のいじめの防止にも繋がるはずだ。だから、まずは自分が、大人の都合に流されず、今の信念を貫いた大人になりたい。そして、その姿を見た次の世代に、「あんな大人になりたい」と思ってもらえたら最高だな、と僕は思う。