目指せ、「美しい大人」
私は以前から、自分の見た目にコンプレックスを持っている。容姿を褒められることはほとんど無い。顔は丸いし、目は小さいし、太っている。だから、常に見た目を気にして、着たい服にもなかなか手が出せないでいる。「どうせ着ても似合わない」と諦めてしまうのだ。
でも、この頃そんな私を嫌いだと思うようになった。いつも、どこでも、見た目を気にして、諦めて、このコンプレックスのせいだと言い訳をして、何も変わろうとしない自分が嫌いだ。高校3年生の夏、18年間抱えてきたコンプレックスとお別れして、「美しい大人」に近づきたい。
ただ見た目だけを変えるのでは無い。せっかく意識が変わってきたのだから、この際、日常での仕草や言葉遣い、心の有り様も「美しい大人」に近づこうではないか。「美しい大人」になれたなら、どんなに素敵だろうか。磨きのかかった私を想うとやる気が湧き出る。