なりたい大人
私は、人の気持ちを想像できる大人になりたいです。中学生のときから、福祉関係の仕事をする人になって、困っている人をたくさん助けることが、将来の夢でした。私は、人の話を聞いたり、相談にのることが多く、いつも、相手の気持ちを想像しながら、傷つけないように、気をつけていたつもりでした。
「話しやすい」「安心する」と言われることも多かったので、私は相手の気持ちを想像できる人なんだ、と思っていました。しかし、高校1年生のとき、不登校になって、それは勘違いだったと、初めて気がつきました。それまで、不登校の子にとって、学校がどれ程恐ろしい存在か、想像したことなんてありませんでした。今のままでは、困っている人を助けることはできないと思いました。相手の気持ちを完璧に理解することは、難しいかもしれませんが、想像することは、大切だと思います。将来の夢を叶えるために、人の気持ちを想像できる大人になりたいです。