おおぞら高校
なりたい大人研究所
おおぞら高校

なりたい大人作文コンクール

その"手"で問いかけたい。

鹿児島県 屋久島おおぞら高等学校 2年

「大好きな絵を描くことを使って、社会問題について改めて目を向けてもらうこと」。これが私の夢です。SNSなどでそういった活動をする人の絵を見ると、我々若者の目に留まりやすいイラストの中で、家庭問題、将来の社会など、現実的なものを心に刻んでくれます。本当に彼らが、絵が好きでこういった活動をしているのかは分かりません。周りの期待に応えなければいけない、そういう義務感に追われているのかもしれません。私は、少し前から直感に頼りその筆で描き続けています。それらは風刺画の時もあれば、印象派の絵の時もあります。ただ、こういった直感で生み出した私の世界が、誰かの心に響く、私はいつかそんな絵を描きたい。そしてそれらによって、この社会にまだ残っている様々な問題について、もう一度胸に手を当てて考えてほしい。私には、まだそんな力はありません。もっとこの世界について知って、少しでもこの世界を変えられる大人に憧れます。