動物の命を救うために
私の小さい頃の夢はケーキ屋さんになりたかった。ケーキが大好きで、作っているところを見るのも好きだった。でも、小学二年生の時、電車で盲導犬を見たのがきっかけで盲導犬を育てることになった。当時、私は盲導犬の存在を詳しく知らなかったけれど、同じボランティアをアメリカでもして、たくさんの人と関わり、たくさんのことを学んだ。盲導犬は盲目の人の目という大事な役割をして、人間の命を守っているということ。でも、私は思った。何故、犬は人間の命を守るのに、人間は保健所のようにボタン一つで犬の命を殺してしまうのか。私は、盲導犬のボランティアを通して本当に犬の命を救いたい、と感じた。でも、救うために私は何をすればいいのか。自分の盲導犬の経験を日本から始め、世界中に命の大切さを教える。それだけではまだまだ。殺処分の少ない国、イギリス、ロンドンなどへ行き殺処分への取り組みについて学ぶ。小さい事から大きい事をやっていく。