支えられてきて思うこと

部活をしている中で、母が苦手だと思う時期があった。自分達の部活は、保護者会の方々から様々な面で支えられていた。会長をしていた母は、自分を含め生徒に対して、そしてこの部活に対してとても思いが強く、熱心に支えてくれた。それもあってか、母は私に厳しかった。部活の方針で、私生活の姿も大切にしているため、母には私生活の部分で何度も注意された。友達の親はこんなに怒らないのに、なんで私の親はこんなに厳しいんだろう。次第に母を苦手に感じるようになった。
でも、部活を引退した今、思うことがある。それは母の支えがあったからこそ厳しい部活をやり切ることができたということ。優しさも、厳しさもすべてが私の支えになっていたという事。私が苦手だと思ったあの厳しさは母からの支え、応援だったこと。優しさや甘やかすだけが支えにはならない。いつか母親になった時、私の母のように子供を支え、応援してあげたいと思っている。