金曜日の約束
私は心や体が弱く、小学校の4年生にあるころにはすでに不登校でした。身の回りのすべてを怖れながら暗い毎日を送っていたある日、私に優しく声をかけてくれた先生がいました。その人が私のなりたい大人、Y先生です。Y先生は正しくは"元"先生で私の学校で昔働いていた人でした。「週に一回、私と一緒に頑張ってみましょう。」彼女の一言で私とY先生の約束が始まりました。毎週金曜日に学校の空き部屋で私とY先生の2人でお勉強をするという約束です。Y先生はなんのお金も貰わずに毎週毎週私のためだけに学校に来ては私に勉強を教え、心をはげまし、沢山のお話を聞いて、聞かせてくれました。私とY先生の約束は私が6年生になるまで続きました。今私が毎日高校に通えているのはY先生との約束のお陰です。彼女との思い出は学校で辛い時や苦しい時私をはげましてくれるからです。私もいつか彼女のように人の心をはげます人になりたいです。