早く大人になりたい
私は、大人になんかなりたくないです。いつも時間に縛られて、世間の目ばかり気にしているように見えるからです。だから、大人に近づいていると実感させられる誕生日が嫌いでした。そんな私にいつも声をかけてくれる人がいました。それは、中学校の時の先生です。誰にでも分け隔てなく声をかけてくれる、自分の発言に責任をもっている、それなのにいつまでも少年の心を忘れない、そんな先生です。私が悩んでいる時もその先生だけは、私の目を真っ直ぐ見て、話を聞いてくださりました。先生を見ていると自然に大人って楽しそうだな、先生のような大人になりたいなと思えるようになりました。先生のような大人になるため、まずは困っている人に声をかけることから始めようと思います。そうすれば、先生の口癖である"目配り・気配り"をすることができると思います。そして今では、大人に近づける誕生日が大好きになりました。早く先生のような大人になりたいです。