「それでも」と言い続けろ!
私の人生には多くの刺激があった。小説や漫画に始まり、アニメやゲームなど、多くの創作が私の心を突き刺してきた。そのたびに私の心は沸き立ち、震え、締めつけられてきた。
小説家、漫画家、脚本家、作曲家、歌手に俳優、挙げればキリがないほどの人々によって私は、私の魂はつくられてきた。私はそうした創造者達に、あふれんばかりの敬意と、そして一握りの憧れを抱いている。自分もああなれたら、人の心に穴をあけられるような人になれたら、と心の底で幾度となく叫んだ。だが、同時に世界は厳しく残酷な物であると私は理解している。いつまでも夢見る少年ではいられない。だが、それでも、多くの先人達もそれは同じだ。
それでも、それでも、と這い上がっていった。私も、一度足掻くと決めたのならば「それでも」と呪いめいた夢を抱えて生きていける人間になりたい。