H・E・R・O

2007年7月16日、それは突然私達を襲いました。震度6強を観測した新潟県中越沖地震は私達の生活を一瞬にして奪いました。
あっという間に全てのライフラインを奪われた人々に食料を届ける自衛隊の方や、救助を行う消防士の方の姿がありました。当時6歳だった私には、人を救い、感謝されている姿はとてもかっこよくその姿はまさにヒーローでした。それから私は、消防士を目指すようになりました。日々の筋トレや走り込みなどの厳しい鍛錬を重ね、いざという時には、どんな場所、どんな時にでも危険と戦うヒーローのようなかっこよさは、いつまでも私の憧れです。
私は消防士になる事を実現し、1人でも多くの人命を救い、災害などの危険の不安や恐怖を少しでも取り除けられるようになりたいです。また、最終的には、自分が夢を与えられたように、自分が小さい子に夢や希望を与えられる大人になりたいです。