おおぞら高校
なりたい大人研究所
おおぞら高校

なりたい大人作文コンクール

私がなりたい人物像

宮城県 古川学園高等学校 1年

私がなりたいと思うのは「下町ロケット」(池井戸潤作・小学館文庫)の主人公である佃航平のような人だ。彼は宇宙科学研究所の元研究員であり、夢は自分で設計したロケットを飛ばす事だったが、その夢は破れ、父の佃製作所を引き継ぐことになる。
なぜ、私が彼のようになりたいと思ったのか?それは、彼には「一度決めた事を最後まで全力で取り組む姿」があったからだ。
例えば、物語の一説で、ロケットの部品の特許を持つ佃製作所とある企業が部品提供を正式契約する場面がある。この契約は失敗すれば、大きな損害を負う物だったが、同時に、成功すれば彼の会社に大きな発展される物だった。会社の声の中には、リスクを避けたいという声もあったが、彼は部品提供を通し続ける。この熱い姿が社員の心を動かし、彼の会社に大きな成功をもたらすことになる。
私はこの人をこれからの人生の生き方の参考にしてみたいと心から思った。