AIに負けない大人

私が大人になっている頃には、AIが世界を座巻しているでしょう。野村総合研究所が発表した研究によれば、製造業の各種手作業はもちろん、配達や会社・官庁の受付・窓口業務などの仕事もすべて「AIの発展により将来なくなる」とのことです。このように、技術が発展することで、様々な仕事がAI・ロボットに取って代わられるでしょう。
しかし私は、すべての仕事がAIに代替することはないと思います。なぜなら、医療・介護や接客などのきめ細かな配慮を必要とする仕事においては、どれだけ高度なロボットも人間のレベルに達することはないでしょう。例えば、マッサージ師が人体に触る手と完全に同じ質感や、彼らがそれこそ「体得」している「コツ」のような判断力などまでをロボットに持たせることはできないと思います。
よって私がなりたい大人は、AI・ロボットに代替不可能な、人間にしか出来ない技術を持つ大人、「AIに負けない大人」です。