次の僕へ
僕は堂々としている大人になりたい。そしてそれはつまり自信とイコールになるのではないかと思う。
例えばそれは歩き方にも表れるかもしれない。自信があまりなければ背中が少し曲がり足の運びはペタペタと軽やかではなくなると思う。そして自然に目線は前の人の足もと、つまり下へ向く。単純かもしれないが、物理的なそれと心は比例するように思う。身体が下を向いている時心はポジティブに前を向けるだろうか?
けれどそうは思っても気づくと下を向いている僕がいる。前の人の足を追っている自分が確かにいる。
だから僕は堂々とした大人になりたい。いやなるんだ。そのためには高校生の今から一歩一歩段階をのぼっていく。けれどまずは背中を伸ばして、次へのステップをふみたい。視線は前を向き、前を歩く人の足元が見えなくなった時、僕はひとつ違った僕になる。