否定できる強さ
「あの人キモくない?ちょっと離れよ。」これは、電車で友達に言われた言葉だ。あの人、とは、向かいにいた障害者をさしていた。そんな事を言うなんて。私は友達に驚きと若干の軽蔑をおぼえた。しかし、私の口から出たのは、「そうだね」、だった。私は自分の正義より、その場の友達関係を優先した。自分に、さっき友達に感じた何十倍もの驚きと軽蔑を感じた。
最低だ。私は、あの場で堂々と否定できる、強い大人になりたい。
なりたい大人作文コンクール
「あの人キモくない?ちょっと離れよ。」これは、電車で友達に言われた言葉だ。あの人、とは、向かいにいた障害者をさしていた。そんな事を言うなんて。私は友達に驚きと若干の軽蔑をおぼえた。しかし、私の口から出たのは、「そうだね」、だった。私は自分の正義より、その場の友達関係を優先した。自分に、さっき友達に感じた何十倍もの驚きと軽蔑を感じた。
最低だ。私は、あの場で堂々と否定できる、強い大人になりたい。