僕を知る最も偉大な人

ひいばあちゃんはいつも優しい人でした。常変わることない幸せな笑顔をふりまいてくれる人でした。でも僕は本当のひいばあちゃんの偉大さというのは知りませんでした。知った気になっていただけでした。ひいばあちゃんの葬式でその偉大さを初めて知りました。戦時中にうまれ、僕の知ってるものとは正反対の厳しい顔をもっていたこと。知るには遅すぎました。同時に僕もそんな人になりたく思いました。これが僕のなりたい大人です。