おおぞら高校
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なりたい大人作文コンクール

あの祖父の笑顔

新潟県 新潟明訓中学校 2年

2015年の秋、祖父が他界した。72歳だった。私が小さい時から祖父には優しくしてもらっていたので、お葬式の時はずっと声を出さずに泣いていた。火葬の際の待ち時間に突然、祖父の笑顔を思い出した。酸素のチューブに繋がれていても笑顔を絶やさなかった祖父。私はあの時見た祖父の笑顔を、精神を決して忘れない。そして祖父のような人になるためにも常に笑顔でいられるように努力する。私はこの瞬間からそう心に決めた。