ステキな大人

「えっ、本当？やった！」私が学校の伴奏に受かった時、その時通っていたピアノの先生は、自分のことのように喜んでくれた。いつも、私のことを考えてくれて、先生には、嬉しかったこと、辛かったこと、イライラしたこと、何でも話せたし、何でも受けとめてくれた。気づけばイライラもどこかへとんでいって、はじけるような笑い声が響く。悪い気持ちは消し去って、楽しい気持ちは何倍にも大きく。ああ、そうなれたら、ステキだ。