将来の当たり前

暖かい家の中で、料理の並ぶ食卓を囲んで「いただきます」。それができるのは、実は当たり前ではない。なぜならば、世界には快適に過ごせる家すら足りていないからだ。もし、どんな人でも簡単に、安く、すぐに建てられて丈夫な家があるならば、この世はもっと安全だ。私は、一人でも多くの人に安心して、笑って日々を過ごしてもらいたい。だから、建築士としてすべての人に安全な居場所があるということを、私は当たり前にしたい。