醜いアヒルと空集合

紙とペンから始まる世界。定理や公式はずっとそこにいて待っている。昔の人が見つけた公式をなぞれば、次元をこえて心を通わせられる。何も持っていない｛｝から数をつくれたように、醜いアヒルが他のアヒルと同じように数は私を肯定する。安らぎをくれる。こんな数遊びが将来役に立つことはないかもしれないが、大人になってもずっとこの経験を忘れたくない。ずっと数が好きでありたい。