私の将来の夢

「ここはまだ日本か？」この言葉と共に戦争が終わり今年で七十七年目を迎える。毎年8月には、私は家族で沖縄に訪れる。迫りくる台風に冷や汗をかきながら、照りつける太陽、そしてすみきった透明な海に私は心を奪われ、それはまさしく、夏草や兵どもが夢の跡。しかし世界を見れば、欧州では未だ戦争が続き、私達が住むアジアでもその足音がひしひしと忍び寄っている。だが私は故人が残した平和を守れるよう、今日も私は筆を持つ。