命の誕生の瞬間に

命の誕生に向き合うこと、それが私の夢だ。私の母は助産師だ。そんな母がよく言っていた言葉がある。それは、「産婦人科は、唯一おめでとうと言える科。」という言葉だ。確かに産婦人科は来た人に命が宿っていること、そして、その命が誕生したときに、「おめでとう」と言える。今、沢山の人が命の尊さを忘れてしまっているからこそ、たくさんの命の誕生を心から祝える大人になるために、母の仕事でもある助産師に私はなりたい。