儲からない店
私は母に「図書館みたいなカフェをやってみたいな。」と言うと、
母は「儲からないよ。」と言った。
儲からない店をやり続ける大人。
半年前、私はそんな夢のお店を見つけた。店主らしきお姉さんは無愛想で髪を下の方で一本に結んでいる人だった。壁に沿って置かれた本棚には有名な本と文豪の本と面白い本があった。そして、あのお姉さんは勉強していた私にしれっと並々まで注いだカフェオレをくれた。私のなりたい大人はそれだった。
なりたい大人作文コンクール
私は母に「図書館みたいなカフェをやってみたいな。」と言うと、
母は「儲からないよ。」と言った。
儲からない店をやり続ける大人。
半年前、私はそんな夢のお店を見つけた。店主らしきお姉さんは無愛想で髪を下の方で一本に結んでいる人だった。壁に沿って置かれた本棚には有名な本と文豪の本と面白い本があった。そして、あのお姉さんは勉強していた私にしれっと並々まで注いだカフェオレをくれた。私のなりたい大人はそれだった。