鼻から昆布おじさん

これは私の通っていた幼稚園での父の呼び名。父は幼稚園に私を迎えに来ると、鼻や耳から梅昆布などのお菓子を出すマジックを披露して、みんなを笑わせていた。父曰く、誰かを笑顔にすることはとても幸せなこと。誰かのために時間を使うことが一番の幸せ。私の名前の由来は、ナノという小さな単位から来ている。小さなことに気づける優しさ、小さなことに幸せを見つけるということらしい。私は鼻から昆布おばさんになりたい。