声に含まれた、その誇り
昼下がりのカフェ。運ばれていくホットミルクが、ふと目に留まった。僕の!とはしゃぐ小さな男の子のもとに、店員さんはコトリとカップを置いた。
「熱いので、お気を付けください。」
大人と接する時と変わらない、あたたかくも凛とした自分の仕事に対する誇りをかんじさせる声色であった。
ぼんやりしていた私の夢が、輪郭を得た瞬間だった。
なりたい大人作文コンクール
昼下がりのカフェ。運ばれていくホットミルクが、ふと目に留まった。僕の!とはしゃぐ小さな男の子のもとに、店員さんはコトリとカップを置いた。
「熱いので、お気を付けください。」
大人と接する時と変わらない、あたたかくも凛とした自分の仕事に対する誇りをかんじさせる声色であった。
ぼんやりしていた私の夢が、輪郭を得た瞬間だった。