動ける者へ

僕は臆病だ。何か行動しようにも迷ってしまう。人助けをしようとする時でも周りの視線を気にしてしまう。そんな自分は嫌いだ。昔テレビで池に入ってしまった赤ちゃんを助けるために上着をかしたり、周りでスマホを向けている人に注意していた人を見た。何の見返りも求めず、上着をかしたまま去っていった。僕はその姿に感動した。ただ見ているだけでなく、すぐに動くその姿に、僕は誰かのために、迷わず動けるような人になりたい。